2004年12月25日

●マリア様がみてる「イン ライブラリー」 

・マリア様がみてる「イン ライブラリー」購入。
「バラエティギフト」と同じような構成の短編集です。

以下、「続きを読む」でネタバレ含む感想を書いてます。

・本編で一番印象に残ったのが、左の一行でした(笑)
画像はあくまでイメージですよ?

「イン ライブラリー」(I〜VI) … こ、このオチは…。そんなとこで寝てて、誰も気が付かなかったのか。いやまぁ、マリみてらしいと言えばらしいからいいかな。
個人的には、祥子が何食わぬ顔でどこからか出て来て「何を騒いでるの?」という展開を期待してたけど…、でも祐巳を待たせといてそりゃないか(笑)

「静かなる夜のまぼろし」 … あれこれ思い悩む、いかにも思春期の女の子って感じでいいんじゃないでしょうか。「ロサ・カニーナ」の、補足的な内容ってとこでしょうかね。この切ない雰囲気は好き。

「ジョアナ」 … 「のだった。」で話題の10ページ書き下ろし。えーとですね、これってあってもなくてもいいような内容なんですが…。
瞳子のおおよその気持ちは「特別でない〜」で描写があったし、そこに補足するほど内容があるわけでもないし。
挿し絵の上級生はかわいいんですけどね。

「チョコレートコート」 … メインとも言える一編。やってはいけないとわかってても、気持ちが止まらない。
ありがち?な浮気もの、とはいってもそこに持ってくるまでの展開や人間関係などで興味を引くような展開になってるのでつい引き込まれますね。
姉妹と友人の行く末が先にわかってて、しかもロザリオ返しを描かずに終わらせてるあたりがまた切なさを大きくしてます。

「桜組伝説」 … 短編集内短編集なんて初めて見ました(笑)
この手の話、というか「一つの事柄についていろんな伝説があるが、真相はわからない」ってのは想像力をかき立てられるので好きです。

「図書館の本」 … オチで完全にやられました。全然疑問に思わずに、祥子だと思って読んでたのに…作家先生の思惑通りですな。確かに読み返すと、「ロサ・キネンシス」なんて一回も書いてないなぁ。
生徒手帳とかにサインもらえばいいのに、あえて図書館の本に…って、これもそこまで頭が回らずに「さーこさま・安美さんがサインもらった・さーこさまが借りてた本」ってキーワードがそうさせたんだろうな。

全体で200ページくらい、お手軽に読む感じの一冊です。
しかし「バラエティギフト」とは違って、ある程度「マリみて」を読んでないと楽しみは半減するかもしれません。
あと、挿し絵の顔の輪郭がみんな丸っこくてかわいいです。白薔薇姉妹、特に乃梨子ちゃんとか。


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・
マリア様がみてる イン ライブラリー

Posted by Umekaz at 2004年12月25日 17:42
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