2004年03月11日

●01/01 - 03/10 (#1 - #26)

映画感想、2004年1月1日から3月10日分までをまとめて掲載。

2004/01/01
● #1「ドラゴン怒りの鉄拳」 … DVDレンタル。本当に申し訳ないけど、ブルース・リーの映画ってちゃんと観たことなかったんです。で、近所のTSUTAYAにはこれしかなかったもんで。
かっこええ!彼を見てなかったことで、人生の半分くらいを損してた気がする。ストーリーはシンプルな仇討ちながらも、メインである格闘シーンが素晴らしく魅せてくれる。体術のスピードはもとより、ヌンチャクさばきがすごすぎ。
仇討ちの後、ラストで警察のお世話になるというコントみたいなオチも「師匠の仇を取ったら、次は社会的責任もきっちり取りますよ」という大人な一面を見せてるわけですね(そうか?)。

● #2「コヨーテ・アグリー」 … 正月の地上波映画 (1)
展開がバタバタしてる感じでちと落ち着かないような印象。サクセスストーリーだから成功するのはわかってるんで、そこまでの見せ方って事になるんですけど…。オークションの伏線(結果的に)や、店で働いてたことは楽しげなラストで消化してるし、終わりよければってことで話自体はきれいに収束してるかな。
「コヨーテ・アグリー」の仕事でとにかく疲れ、そこで働いてることが父親にばれて関係が悪くなったり、彼氏と喧嘩して関係が悪くなったりと短期間で波乱続きすぎ。そんな中で一番印象に残ったシーンは、夜の屋上で歌の練習してる時に隣のアパートから流れてくる音楽に合わせて、自分でキーボード弾きながら歌う彼女の姿。
プロを目指す彼女の、心から楽しそうに歌うその姿が非常に魅力的でした。恋愛要素入れずにもうちょっとこの辺強調してくれれば、さらに僕好みの作品になったかも知れません。

2004/01/03
● #3「今そこにある危機」 … 正月の地上波映画 (2)
ごめんなさい、途中で飽きた。こういう内容の話は苦手なもんで。誰が誰やら覚えられんし。

2004/01/10
● #4「アルマゲドン」 … 地上波、ゴールデンタイム。
未見だと思ってたんですが、途中の「どうぶつビスケットでエロスなシーン」をはっきり覚えてたんで、二回目の視聴でした(爆)
冒頭の隕石降りまくりシーンは面白かったけどそれだけ。ラストの隕石、いくらなんでも地球に近付きすぎやろ。二つに割ったのはぶつからなくても地球の周回軌道に乗りそう。

● #5「13ウォーリアーズ」 … 地上波、深夜。
途中までしか録れてなかった…_| ̄|○
ファンタジーかな、と思いながら観てたんで敵が人間だとわかってちょっとがっかり…って、いや違うのかな?敵のねぐらに攻め込んだとこまでしか観れてないんで。
飛び抜けて面白いわけじゃないけど、ひまつぶしに観るにはいいかも。

2004/01/26
● #6 "Nothing But Trouble"「絶叫屋敷へいらっしゃい!」 … 地上波、深夜。
1991年、監督/主演ダン・エイクロイド。デミ・ムーアとか。
なんだこの映画(笑) 主人公、運の良さばっかりでピンチを凌いでる風なのはちと情けない。展開もなんかいい加減でコメディでももうちょっとなんとか…。
村の人間も、アダムスファミリーくらいの怪人かと思うとそうでもないし中途半端。ラスト直前の、警察が全員村長の手下だったてのはちょっと感心したのに、地下のなんだっけ、燃料かなんかが爆発して、結局運の良さに助けられて…もうちょっと策を弄して欲しいとか思った。

2004/01/27
● #7 "Excecutive Target"「エグゼクティブ・ターゲット」 … 地上波、深夜。
1997年。監督/ジョゼフ・メルヒ。マイケル・マドセン、ロイ・シャイダー(「シークエスト」のブリッジャー艦長)とか。
囚人で元スタントカードライバーの男が、大統領誘拐計画のためにテロリストに誘拐されて…という陰謀物。
大統領を誘拐するまでの1時間半、すさまじく退屈で寝そうになりました。カーチェイスがこの作品最大の見せ場なんだろうけど、同じような逃げ方 (減速して急カーブとか急加速とか)を延々見せられても面白くないです。
アクション映画ってことを承知であえて言うと、乗用車が路上で、ジャンプ台なしで乗用車飛び越すくらいジャンプできるものなんでしょうか?(笑) 派手なら何でもいいのか。
それから、追跡してきたパトカー数台を吹き飛ばした、路上に仕掛けられた「時限」爆弾。誰かが路上を黙視確認できる位置で待機して、リモコンで爆弾を爆破させる方がよっぽど確実なんですが。大統領乗ってるのに計画が危なすぎ。
エリア55の警備兵も弱すぎて、あまりにご都合主義。たった4人、警察2人とスタントカードライバーと整備工のおっさんに殲滅させられるってねぇ。
良かったとこ、えーと…テロリストのむかつく無能男を、その相棒の女がボスの指示通り殺したとこでしょうか。この女も、特にエピソードもフォローもなく死にましたが。

2004/01/30
● #8 "The Hudsucker Proxy"「未来は今」 … 地上波、深夜。
1994年。監督/ジョエル・コーエン。ティム・ロビンス、ポール・ニューマンとか。
1958年末。大会社の社長が自殺、株が売りに出された。重役は郵便配達のアホ青年を社長に抜擢、株価を下落させた所で買い占めて会社乗っ取りを計画。しかし青年の考案した「フラフープ」が爆発的な売れ行きを見せ株価は急上昇…。
ポール・ニューマンが落ちそうになって、仕立屋のことを回想するシーンはかなり笑った。でもなぁ、そこだけかなー。
最初はアホ丸出しというかアホそのものだった青年社長が、途中から「普通に悩む、能力の足りない青年社長」になったのがもったいない。ロマンス部分ももう少し薄めでよかったです。
で、ラストまで気になってたのが「曲がるストロー」のアイデアを盗作したのかどうか。青年は無実を主張してたけど、作品中では結局はっきりしなかったんで青年に感情移入しにくかったなあ。
しかし最悪だったのはラスト直前の落下シーン。ビルの44階から落ちたら死ぬよなぁ。あ、落ちた。本当に落ちてるな。途中に掴めるものとか障害物とか無いし。…いやこれ本当に死ぬぞ。死んで終わりなのか?
時間が止まって落下も止まり、天使が降りてきた。
テレビ消そうかと思いました(爆)
何でいきなりファンタジーになりますか?時計台の時計止めたら時間が止まりますか、メルヘンですねぇ?しかも天使は自殺した先代社長。青年が渡しそびれた、重役に当てた遺書の内容「株券は次期社長に全て譲渡する」と天使の説得で、生きる希望を取り戻した青年。…ごめんなさい、強引すぎておいてけぼり食らいました。
全体通しての流れは割といい感じなんですけどね。

● #9 "Harry Potter And The Sorcerer's Stone"「ハリー・ポッターと賢者の石」 … DVD。
2001年。監督/クリス・コロンバス 。ダニエル・ラドクリフ、エマ・ワトソン、ルパート・グリントとか。
額に傷を持つ少年、ハリー・ポッターは魔法使いだった。11歳の誕生日、叔父さん一家に虐げられこき使われる毎日におさらばして、魔法学校に入学する。
ハーマイオニーちゃんがかわいいですね。それはさておき、これは普通に楽しめました。エンターテイメント作品として見やすくしっかり作られてます。元々が子供向けの小説なんで、細かいツッコミは無粋ってもんでしょう。
学園生活をある程度見せて、本題の「賢者の石」捜索に移る。この辺個人的にはもう少しテンポが早くても良かったな、とは思ったけど石に関する伏線はずっと出てたしこれで全然OKか。
実習授業や、特にクウィディッチでのホウキ飛行の爽快感は見事。賢者の石探索も、3人で力を合わせての難題突破。こういうのはやっぱり観ててわくわくします。巨大チェスはひょうきん族みたいで笑ったけど(笑)

● #10 "Harry Potter And The Chamber Of Secrets"「ハリー・ポッターと秘密の部屋」 … DVD。
2002年。監督/クリス・コロンバス 。ダニエル・ラドクリフ、エマ・ワトソン、ルパート・グリントとか。
夏休みが終わったハリーはホグワーツ魔法学校へ戻るが、奇妙な事件が起こっていた。生徒が石にされたり、壁に血文字が残されたり…。ハリーは仲間と共に謎を追う。
ハーマイオニーちゃんは「賢者の石」の方がかわいかったですね。それはさておき、前作で世界観を説明済みなので今回は「秘密の部屋」と謎の石化事件に重点を置いた展開になってて、僕好みだったりします。
ただ、途中からハリーがひとりでどんどん先に進んでる印象が強いような気もしたんで、その辺がねぇ。そりゃ主人公ですけど。ハーマイオニーちゃんが石化した時はがっかり。その代わりかなんか知りませんがギルデロイ・ロックハート!こいつのヘタレ&マヌケっぷりには笑いました。お前はリマーか(笑)
今回は杖の使い方が銃みたい(ロックハートに杖を向けて脅したり)で、さすが銃社会アメリカやなぁ…ってこれ原作はイギリスか。
ストーリー的には「秘密の部屋」が好みですが、全体的なバランスで見ると「賢者の石」の方が面白かったかな。
ドビーがやたら気持ち悪く感じたのはCGだからに他ならないんですが、これってやっぱりフレーム数(1秒当たり24フレームとかの)処理とかが合成時に実写部分とCG部分で食い違ってるから、動きに違和感感じるんでしょうね。CG連中だけうねうね動きすぎて見てられない。すいません素人が推測で適当に書いてます。

2004/01/31
● #11 "The China Syndrome"「チャイナ・シンドローム」 … 地上波、深夜。冒頭20分ほど見逃し。
1979年。監督/ジェームズ・ブリッジズ。ジャック・レモン、ジェーン・フォンダ、マイケル・ダグラスとか。
原子力発電所勤務の技師が設備の不良個所を見つけ、それが大事故につながると確信。TVキャスターと協力して、なんとか世間に訴えようとするが…。
バリバリの社会派ドラマです。ストーリーが派手に二転三転するわけじゃないけど、こういうのもまた面白い。
こうやって手抜き工事の証拠をもみ消したり、都合の悪い社員を消したり…危険度の高い重要施設でもこういうことが起こってるとなると、本当に安心して生活できないですね。

● #12 "The Way of the Dragon"「ドラゴンへの道」 … DVD。
1972年。監督・主演/ブルース・リー 。ノラ・ミャオ、チャック・ノリスとか。
ローマのチャイニーズ・レストランがマフィアに立ち退きを迫られ、悪質な嫌がらせを受けている。オーナーの女性は故郷香港から弁護士と用心棒を呼ぶ。一足先に着いた田舎者の用心棒は、クンフーの達人だった。
ホワンホワンホワァ〜ン(面白い効果音) なんかコメディ色が強いような…いやいや、しかし決める所は決めてます。個人的には、リーの鍛え上げられた肉体が一番の見どころではないかと思います。背筋とかすごいですよ?
アクションなんで細かいことは言いませんが、店員たちが短期間で強くなりすぎ(笑) ザコにはなんとか対抗できるくらいの腕前になってるし。
日本人空手家 (中の人は中国人(笑)) の怪しい日本語も味があってよかったですよ(褒めてるつもり)
コロッセオでの最終決戦がセットだったのはちとがっかりか。実際に闘えそうな場所無かったんかな?許可が下りなかった?

2004/02/06
● #13 "Vertical Limit"「ヴァーティカル・リミット」 … DVD。
2000年。監督/マーチン・キャンベル。クリス・オドネル、ロビン・タニー、アレキサンダー・シディグ(DS9のベシア)。
妹を含む登山チームが遭難したので助けに行く。
人死にすぎ(-_-;) ホラー映画並の死亡者数ですよこれ。死人が少ないと現実味ないし、雪山の恐ろしさを表現したのかも知れませんが、それでもねぇ。遭難場所の目印にするため、死体から血を抜き取って袋に詰めて、それを破裂させるのも気持ち悪かった。
ニトログリセリンの扱い方にしても「太陽に長時間さらしたらダメ」という重要事項を忘れてるって、軍の人うっかりしすぎです。そりゃシディグも爆死します。
おっさんの遭難した奥さんの遺体が偶然見つかったのも、都合良すぎで冷めてしまいます(雪山だけに)
撮影は大変だったろうけど、内容は特筆すべきとこも無いという困った映画。

● #14 " Two Bits"「天国の約束」 … 地上波、深夜。
1995年。監督/ジェームズ・フォーリー。アル・パチーノ、ジェリー・バローン。
1933年、12歳の少年は新しく出来た映画館に行きたかった。入場料は25セントだが、大恐慌でこづかいも貰えない。祖父は「自分が死んだら25セントやろう」といつも少年に言っているが、死んで欲しいわけがない。
映画を見たい少年のけなげな物語と思いきや、周りの大人が大人な話とかばっかりするのでちょっとどうかと。
少年を誘惑するおばはんとか、結婚した時童貞だと一生童貞とか、昔だました女性に代わりに謝ってくれとか…。違う意味で少年がかわいそうでした。

● #15 "Kiss the Girls"「コレクター」 … DVD。
1997年。監督/ゲイリー・フレダー。モーガン・フリーマン、アシュレイ・ジャッド(TNGのレフラー少尉)。
若い女性を狙った連続誘拐事件を捜査する、心理学者でもある刑事。彼の姪も数日前から行方不明だった。誘拐されたうちの数人は死体で発見されていた…。
メインの犯人は警察内部の人間だったというありきたりなオチ。しかも犯人出た時「こいつ誰だったかな?」と…(笑)
犯人が遠く離れた二人組ってのと、ヒロインが女医でキックボクシング選手でやたら強いって点を除けば普通の映画。

● #16 "Six Days Seven Nights"「6デイズ / 7ナイツ」 … 地上波・ゴールデンタイム。
1998年。監督/アイヴァン・ライトマン。ハリソン・フォード、アン・ヘッチ。
セスナが無人島に不時着。あらゆる脱出手段を失った男女がどうにか脱出しようとするが。
無人島に野生のブタがいるってどういうことですか?(笑) 誰かがこの島に捨てたんだろうか。
ストーリーは超普通。不時着して海賊に襲われながら二人は恋に落ちて脱出した。ハリソン・フォードまで使ってこんな映画作る必要あったのか?

2004/02/07
● #17 "The Lord of the Rings"「ロード・オブ・ザ・リング」 … DVD 2枚組。
2001年。監督/ピーター・ジャクソン。イライジャ・ウッド、イアン・マッケラン。
冥王復活に必要な「指輪」をみんなで捨てに行く。
感想の前に…
「2月7日(土)20:03より、『ロード・オブ・ザ・リング』がノーカットで地上波初登場!」
今日やんか。地上波でやるなら先に言え _| ̄|○
で、2枚組3時間もあるわけですよ。早送りしたい衝動に何度駆られたことか。3部作だから展開を急がなくてもいいんだろうけど、こう、観てる方を飽きさせないテンポってものがねぇ。シリアスな正統派ファンタジーってのもあるから仕方ないかなぁ。
こういう内容なら、10回くらいのTVシリーズで制作した方がよかったんじゃなかろうか。
メンバー構成はそこそこ個性的でいいけど、ホビットは4人もいらんだろ(笑) 庭師は同行するとして、友達二人は全然来る必要ないっていうか絶対来ないと思ってたのに。エルフ王子は男前でよかですね。
ガンダルフは魔法で闘わず剣抜いてたのがどうかなーと。原作でもこうならしょうがないけど、シリアスな正統派は呪文もややこしくて実戦向きじゃないのか。
3作目のCM観る限りじゃ、2作目は観なくてもよさそうですね。最終目的がわかってるしなぁ。


● #18 "The Burbs"「メイフィールドの怪人たち」 … 地上波、深夜。
1989年。監督/ジョー・ダンテ。トム・ハンクス、ブルース・ダーン。
ひと月前に隣に引っ越してきた一家は、昼間は姿を見せず夜になると怪しげな動きを…。近所の人たちはこの一家をあれこれ怪しみ疑り、調べ始める。
隣の家を燃やしてしまって、トム・ハンクスが「ちょっと怪しいからって疑ってかかるのは間違いだ」とか反省して、良い話やなぁと思ったんですよ。そしたら隣人、本当に人殺ししてたって…。
最後にひっくり返すのは良いけど、これじゃ結果的にトム達がしたことが間違いじゃないことになるからなぁ…納得いかねぇ〜

● #19 "Hollow Man"「インビジブル」 … DVD。
2000年。監督/ポール・バーホーベン。ケビン・ベーコン、エリザベス・シュー。
「姿を消す薬」を開発した研究所の科学者。元に戻す薬の開発にもようやく成功し、ついに人体実験「人間の透明化」を試みる。
街に出てあれこれ悪い事しまくるかと思ったら、研究所内のどこに潜んでるか分からない敵と戦う「バイオハザード透明人間ヴァージョン」みたいな展開でちょっと物足りなかった。
町でやった悪い事もエロスなそれだけだし…いや、被害者には重大な事です、そうですよ。だから、真っ昼間の街中を逃げまくる透明人間とそれを追いかける研究所スタッフみたいな、そういうのを期待してたんで。せっかく透明なのに場所限定しちゃ面白くない。
ただ、科学者のキャラ設定は「むかつく悪い奴」ぶりが出てて、そういう点では楽しめました。

2004/02/09
● #20 "Ghost Ship"「ゴースト・シップ」 … DVD。
2002年。監督/スティーブ・ベック。 ガブリエル・バーン、 ジュリアナ・マグリース。
漂流船の調査依頼を引き受けたサルベージ・チーム。朽ち果てた漂流船は、1962年に消息を絶った巨大豪華客船だった。
これは予想外に面白かったです。まぁ、真犯人の取ってつけたような目的を聞いた時はがっかりしましたが。サタンて…。「船いっぱいに魂を乗せて地獄に連れていけば、サタン様もお喜びになる」。船一隻に40年以上もかけててお怒りにならないサタン様は、すごく気が長い心の広い方だとお見受けしました。アメ玉あげても喜ぶんじゃないの?
ラストシーンの魂開放は、ジョジョ第3部のダービー兄が負けたシーンを思い出してしまった(笑)。味方になる幽霊が必要だったかどうかは微妙な所。
ジャンルはホラーだけど、ホラーなのは冒頭のワイヤー大量殺戮とかフックで歌姫宙吊りくらいで、どっちかといえば謎解きサスペンスホラー?
ところで、どうやら僕は「かつて華やかだった場所の廃虚を探検する」ってシチュエーションが好きみたいです。STならエムポック・ノールとかダイソンの天球、微妙だけどバイオハザードとか、ドラクエならドムドーラの町。で、そういう所を歩きながら「昔はここも人で賑わう明るい場所やったんやろなぁ」と当時の事を想像するわけです。この映画はまさにそれ。廃虚だった船内ホールがあっという間に当時の輝きを取り戻し、乗客や歌姫が現れるシーンは最高。
穴の補修が出来た事から、船自体は幽霊じゃないようで残念。さっき書いたように、それはそれで好きですけどね。


2004/02/11
● #21 "Swordfish"「ソードフィッシュ」 … DVD。
2001年。監督/ドミニク・セナ。 ジョン・トラボルタ、ヒュー・ジャックマン(Xメンのウルヴァリン)、ハル・ベリー(Xメンのストーム)。
かつて麻薬取締局が行った極秘作戦「ソードフィッシュ」 。麻薬の資金ルートを探るために作ったダミー会社に残った金が、現在も利子を生み続け総額95億ドルにまで達していた。元スパイのガブリエルは、世界一のハッカーを使ってその金を強奪しようと企む。
ハルさん(;´Д`) それはさておき、バスをヘリで吊るして運んだりとか、アクションは面白いんだけど分かりにくい所もいくつか。
ラストシーンのボート爆発、トラボルタが爆死したのかと思った(爆) 監督コメンタリーと特典の「エンディング別ヴァージョン」でやっと理解しました。僕が人の名前とか顔を覚えられるとでも?(偉そうに言わない)
ワインセラーの死体も謎だったです、検索してようやく理解したけど…。なんというか、可もなく不可もなくなんか中途半端でした。

● #22 "One Hour Photo"「ストーカー」 … DVD。
2002年。監督/マーク・ロマネク 。ロビン・ウィリアムズ、コニー・ニールセン。
スーパーマーケットの写真現像コーナー。そこで働くサイ・パリッシュは、常連のとある一家に興味を持っている。写真を現像しながら、写真を眺めながら、孤独な彼は自分もその一家の一員だという妄想を抱き始めるのだった。
別にストーカーってほどのもんじゃないです。邦題どうにかしてください。
これ、色彩のせいもあってか、イメージが強烈に頭の中に残る映画でした。スーパーの店内カラーは真っ白を基調にブルーのアクセント、だだっ広い店内に気持ち悪いくらい整然と並んだシンプルカラーの商品。気軽に買い物する空間をここまで異質に作り上げたのはすごいです。
しかしそれ以上に異質なのが主人公のサイ。僕も仕事柄?人を見てある程度の妄想みたいなのはするんですけど、彼の場合は自分がその中に入り込んでしまってる。一家に対する異様なまでの思い入れ。この辺の描写は見事です。
こういう「異常な人」ってのは確かにいるかも知れないですけど、サイは目的のための手際がどうにも悪すぎる。自分用に焼き増しした写真の現像代くらい自腹でレジに入れとけよ、そりゃバレるって(笑) ホテルで写真撮るのだって、その前に店長の娘の写真をわざわざ自分のスーパーで現像したりするから警察に連絡されてるし…。とはいえ彼は犯罪が目的じゃない、ただの思い込みのすごい人だからなぁ。うん、まぁまぁ面白かったですよ。
最後に、内容とは直接関係ないけど量産型エヴァンゲリオンは正義の味方じゃないです(笑) それ以前に、純真な子供が観るアニメじゃないし(爆)
それに、PS2でデッド・オア・アライブ2やってたけど、それも君みたいなキッズには向いてな…レイファン使いですか(;´Д`)

2004/02/13
● #23 "The Cell"「ザ・セル」 … DVD。
2000年。監督/ターセム。ジェニファー・ロペス、ヴィンス・ヴォーン。
女性を狙った連続誘拐殺人犯が逮捕されたが昏睡状態に。彼は捕まる直前にも一人誘拐していて、その居場所を知るのは彼だけ。そこで、患者の精神に入り込んで治療する女性心理学者に、彼の精神世界への侵入を要請する。
幼少時の虐待からのトラウマとか、ストーリーはたいして珍しくないですが、映像がすごいのでこの程度の話でいいのかなと。
スターガーの精神への、最初のコンタクトでの映像がすごかった。馬がきれいな輪切りになったり(ジョジョ第5部の「輪切りのソルベ」みたいな。こちらは1996年)、これまで殺した女性が飾ってあって、しかも人形みたいに動いてたり。
夢の中や精神世界の描写ってのは、とにかく常軌を逸すればするほど引き込まれるものです。それだけに、後半はその辺のシュールさがパワーダウンしてるようで残念。刑事が精神世界で内蔵引っ張り出されるシーンなんかは、もう「エルム街の悪夢」レベルだしなぁ。…そうだ、この映画って「エルム街の悪夢」だ(笑)
ラストはハッピーエンドでキレイにまとまってて特に言う事もなし。

● #24 "Bugsy"「バグジー」 … 地上波、深夜。
1991年。監督/バリー・レビンソン。ウォーレン・ビーティ、アネット・ベニング。
1930年代のアメリカ。女たらしの殺し屋ベン・"バグジー"・シーゲルは仕事でたまたま来た片田舎ラスベガスで「ここにホテルとカジノを建てれば大儲け出来る」とひらめき、仲間や組織から資金を調達し始めるが…。実話を元に映画化。
ノンフィクションだけに、脚色はしてあるだろうけどどうにも地味な印象が拭えませんでした。エピローグもナレーションだけで、こういう手法でも悪くはないけど、個人的にはちょっと何かあっても良かったかなぁと。
シーゲルがホテルのアイデアをひらめいたきっかけみたいなのも、特に説明なかったしなぁ。直感と言われればそれまでだけど、それで出資者を説得出来るのかと。建築費用が増え続けても「大丈夫、心配するな」だけじゃね。それに、殺人罪で逮捕された後釈放された理由は?保釈金ですか?

2004/02/23
● #25 "Invasion of the Body Snatchers"「SF/ボディ・スナッチャー」 … 地上波。
1978年。監督/フィリップ・カウフマン。ドナルド・サザーランド、ブルック・アダムス、レナード・ニモイ(TOSのスポック)。
周りの人間の様子がおかしい。それもそのはず、市民は徐々に「何者か」に肉体を奪われ、入れ替わっていたのだ。
いわゆる「乗っ取り/入れ替わり侵略もの」。今となってはありがちな内容ですが、これはラストのオチが良い。人面犬が異様に気持ち悪かったな(笑)
しかし怖かったのは、ラストシーン終了直後に画面が暗転、数秒後に『しばらくお待ちください - サンテレビ』に切り替わった事でしょうか。タイミングがイヤすぎ(笑)

2004/03/10
● #26 "Gothika"「ゴシカ」 … 映画館。
2003年。監督/マシュー・カソヴィッツ。ハル・ベリー、ロバート・ダウニーJr、ペネロペ・クルス。
女子刑務所の精神科病棟に勤務する精神科医ミランダ・グレイ。ある雨の日の深夜、帰宅途中に謎の少女と遭遇する。気がつくと、ミランダは夫殺しの容疑で独房に入れられていた…。
序盤は面白いんですが、ちょっと中だるみかなー。途中からはもう、サスペンスだけど幽霊もいますよみたいな展開。
ツッコミどころもたくさんありました。「レイチェルの霊は何でミランダを独房で殺そうとしたのか」「プールにいくらゆっくり潜っても、波紋は水面全体に広がるから見つからないはずない」「ラスト付近、同僚のメガネ君はタトゥーのサイト検索して何がしたかったのか」「ミランダは夫殺したのに何故たった1年で出られたのか。さらに、状況からして保安官も彼女が殺したことになるはず(額に一発撃ってるし)。それ以前に、あれだけガスが漏れてたら刑務所大爆発しそうなものだが」「というか、殺されて4年も経ってからミランダを利用するより直接犯人を呪い殺せよレイチェル」
…なんというか、ハルさんファンのための映画と言えましょう。

Posted by Umekaz at 2004年03月11日 12:00
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