ようやく、ファウンデーション新三部作と「無限アセンブラ」読み終わりました。
現在は「もし星が神ならば」を読んでます。
新三部作は先にまとりさんから聞いてた通りいまひとつ、確かにこれは…わざわざ書かなくてもよかったんじゃないか?って内容でした。蛇足になるとわかっていながら、なんでこういう企画立てちゃったんだろうなぁ。
みんなロボットや地球のこと知ってしまってるし、いきなりワームホール出てくるし、ジャンヌとヴォルテールなんて登場させたり、ロボットたちの間でも分裂が起こってたり…
まぁ、アシモフが書いたわけじゃないからこれは非正史として、無かったことにしときたいorz
「無限アセンブラ」
オチがちょっと弱かったですが、でも読み応えありで面白かったですね。
地球・月面・南極の三ヶ所それぞれで、月面に現れた謎の構造物と、それを建設する未知のナノマシンに対する策を模索していくわけですが、それぞれの思惑や人間関係がうまく描かれてます。
また、ナノマシンの設定や描写、可能性についての考察もしっかりしてて説得力ありますね。
以下ネタバレ↓
先にも書きましたが、オチがいまひとつだったかも。建造物内部に確かに異星人の幼生や専用施設はあったけど、結論は結局全部推測だけで語られてたのがすっきりしなかったですねぇ。
また、パーヴが悲惨な結末になってしまったのも…この人だけ救いの無い終わり方でこれもちょっとなぁ。
あー、このふたつから充分続編書けますね。異星人が地球に来て、その頃地球では南極のナノテク研究所跡から生き延びたナノマシンが広まって…みたいな。
●アシモフの「ファウンデーション/銀河帝国興亡史」ようやく再読完了しました。三部作以降はロボットシリーズとかとの統合のために、ちょっと無理に詰め込んでる感もありますがそれでも面白いですね。
これでやっと、正月のSTオフ会でまとりさんから頂いた新三部作を読み始められます。
ところで、挿絵とかがない小説を読む時は適当にキャスティングして読んでます。海外小説だとSTの出演俳優をを配役して(笑)
今回はセルダン→パトリック・スチュワート
トレヴィズ→ロバート・ダンカン・マクニール
ペロラット→ロバート・ピカード
レイチ→Aron Eisenberg
作者による人物外見描写を多少なりとも無視してしまうのが問題ですが、こうした方が頭にすんなり入ってくるんで…。
アシモフの「ファウンデーション」<銀河帝国興亡史>を久々に読み返してますが、やはり読みごたえがあります。
銀河帝国崩壊後三万年続くと予測される暗黒時代をわずか一千年にまで短縮するため、
心理歴史学者ハリ・セルダンは、科学知識を後世に残すための百科事典編纂機関「ファウンデーション」を辺境惑星ターミナスに設置する。
だが、実はファウンデーションこそが心理歴史学の計算によって導かれた歴史のレールに乗って、一千年後に「第二銀河帝国」そのものになる予定なのだ。
というのが基本のあらすじ。
全7編・11冊の長編だが、章ごとに時代がどんどん飛んでいき、それぞれの時代での重要人物が危機に直面しながらも、
持てる知恵と算出された歴史の流れでそれを乗り越えてゆく様が読んでて気持ち良い。
ファウンデーションが、基本的に非暴力による、策略と知恵と信仰心の利用で周辺の脅威に打ち勝ち、勢力を伸ばしていくのが重要なポイントでしょう。
もちろんアシモフ作品にそんなものはないんですが、安直な戦争に走らない展開が良い。
ターミナス初代市長サルヴァー・ハーディンの言葉はよく覚えておきたいものです。
「暴力は無能力者の最後の避難所だ」
現代の人類も、誰かが心理歴史学を極めて綿密な計算をして、
人が人として正しくあるべき平和な歴史のコースを辿れるように導いてくれると…と思うが、難しいだろうなぁ。
実際にそんな学問が成立したとして、計算が行われてもそれは秘密裏に実行されないと意味ないし。